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December 20, 2005

公共交通機関

昨日のエントリーにも書いたのだが、この地方は58年ぶりの大雪。
私の住む小牧市には、東部の丘陵地にに「桃花台ニュータウン」という住宅地がある。

「桃花台ニュータウン」は、もともと交通の便のよくない場所に造成したため1991年から軌道を走るガイドウェーバスが運行されている。
ガイドウェーバスは「ピーチライナー」と命名され、桃花台ニュータウンと小牧市中心部を結ぶ貴重な交通機関となっている。
最近の報道で、このピーチライナーが廃線確実であることが報道された。
何年も前から、経営の危機が叫ばれていたが、決定的な打開策もないまま現在に至り、そして廃線の報道。

私自身、通常の通勤には自家用車を利用しているので、現実に廃線という事実を突きつけられても生活に支障が出るわけでもなく、いままで廃線反対と声にしたことはない。

今日の朝刊・地域のニュース欄に、そのピーチライナーが取り上げられていた。
もちろん廃線決定などという知らせではなく、大雪の影響で利用者が通常の2倍という記事だ。
記事には雪の中を走るピーチライナーの写真も添えられていた。

peach
写真:中日新聞より

この写真を見て、ピーチライナーのケナゲな姿に思わず「ガンバレ」と声をかけると同時に、利用乗客数が通常の2倍というのは、地域住民に存続意識が残っているという表れではないのかな・・・と感じた。


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Comments

日本の各地に廃業に迫られてるローカル線が沢山ありますね。
今年の台風で全線通行不能になった、九州の高千穂鉄道。
全線開通させるのに40億円かかるそうです。
鉄道会社の努力で、黒字になりかけた矢先の被害。
ローカル会社に40億は出せません。
廃線の方向で話がすすんでるようですが、
社会保健省のしでかした900億の無駄使い、各地に議員の
ごり押しで作られた住民の使わない立派な道路。
金の使い方間違ってるよ~。

PS、今でも雪に沈みませんよ。まだ大丈夫。

Posted by: lefty_haru | December 20, 2005 at 06:18 PM

standyさん、こんばんわ!
学生の頃、桃花台ニュータウンを抜けて
この近くにある芸術系の学校へ通っていました。
もちろん、このピーチライナーにも乗ってましたよ。
それが無くなるのはなんだか寂しいような気も。
でも加ト毛の店長は
この電車には乗ってないんだろうな〜。

Posted by: terry | December 20, 2005 at 09:03 PM

私が小牧市とかかわりを持つようになってから、はや30年。
自衛隊のジェット機が、西之島に落ちた翌年に以前の会社にお世話になり、ずっと縁がありました。
そう思えば桃花台ニュータウンも昔と今ではずいぶんと様変わりしてきましたが、相変わらず交通手段は変わっていないような・・
名鉄小牧線が地下鉄と相互乗り入れができ、ピーチライナーの利用者が増えると期待したが、やはり今までの生活パターンは変えがたいようで、春日井から中央線への利用者が相変わらず多いようですね。
城山に住む私の友人も、ピーチライナーには一度も乗ったことがないらしく、やはり桃花台住民には存続意識は薄いような気もします。
こんな事を他市民の私が言うとstandyさんに怒られちゃいますね。
でも、もし廃線ってことになると残念でなりません。

Posted by: gary | December 20, 2005 at 10:14 PM

standy さん、こんにちは。こちらの記事に、トラックバックさせてもらいました。

私の感想も、gary さんと同じです。桃花台に住んでいるほとんどの人は、関心がないのだと思います。

ちなみに、「2倍」の利用者数だと、約7000人。この数字は「延べ人数」のようなので、全員が往復で利用したとして、約3500人。そして、普段利用している人の数は、これをさらに半分にして、約1750人(※全員が往復で利用したとして)。

それに対して、JR中央線を普段利用している人は、約13000人。おそらくこれも延べ人数だと思うので、半分にして、約6500人。

利便性の悪さは、誰もが認識している事だと思います。1日1750人の利用者だと、相当な人が使っているように思われるかもしれませんが、桃花台住民のわずか6%。小牧市全体に到っては、約1%。来年の秋には、運営費用が底をつく状態です。利用者数以外を考えても、私はできるだけ早く廃止した方が良いと思っています。

Posted by: kyu3 | December 20, 2005 at 11:03 PM

haruさん、金の使い方は確かに間違ってますね。
少なくとも天災に対する補償くらいは何とかしてあげることが出来ないんでしょうか?
ピーチライナーの場合は、事情がちょっと違い、公的支援がなされても赤字続きの体質は改善されないと思いますので、支援の連続となり、周囲から見れば「間違った金の使い方」と映るかと思いますので、支援をしてくれぇ〜とは言いがたい部分があります。

Posted by: standy | December 21, 2005 at 09:13 AM

おぉ〜! terryさんNZに通学されていたんですか?
まったくローカルじゃないですか!

なるほど、それでterryさんのblogが洗練されたBlogであるわけが分かりました。
店長は元々ジモティーですので、公共の機関を使って通学はされていないと思いますよ。

Posted by: standy | December 21, 2005 at 09:17 AM

garyさんのおっしゃるとおり、名古屋への通勤・通学者をどうしたらピックアップできるかという問題が開業以来の課題だったわけですが、課題を克服できないままここまで来ちゃいましたね。
桃花台もニュータウンからシルバータウンへと変貌し、ピーチライナーの将来的展望はさらに暗くなっているので廃線もやむなしといったところでしょうか。

Posted by: standy | December 21, 2005 at 09:23 AM

kyu3さん、コメント&TBありがとうございます。
「陸の孤島」とはよく言ったもので、私がこの地に住みだした昭和58年頃は車がないと生活が出来ない地でした。
通勤も市内で、車でおよそ15分。ピーチライナーを使った場合の最寄り駅から職場までの徒歩の時間より短いくらいですので、車利用になっちゃいますね。しかし、ピーチラーナーを存続して欲しいという希望は持っています。ただ、その希望のうち心情的な部分がほとんどで、乗車した時に見える我が家の屋根や、沿線の景色を見ることが出来ない寂しさはありますね。理論的・物理的には存続不可能なことは充分承知おきしております。
本文にも書いたように無くても生活に困る訳でもなく、そのような人々の集合体である桃花台という場所では、存続は無理でしょうね。
まあ、これは寂昔の念にかられたオジサンのエントリー&コメントということにしておいて下さい。

Posted by: standy | December 21, 2005 at 09:44 AM

standy さん、こんにちは。

>これは寂昔の念にかられた・・・

記事を読んだ時に、このような「思い」で書いたのであろう・・・事は、なんとなく解かっていました。しかし「中日新聞」の記事の事となると、少し感情的になってしまって・・・(^^;>

すいません。m( )m

「中日新聞」は、識者による「桃花台線のあり方検討会」が提言を出したというだけで、「桃花台線、存続へ」というタイトルで記事を書いたり、読売新聞が報じた「建設に当たって、競合路線を考慮していなかった」というスキャンダルを、一切報じていなかったり・・・。他にもいくつか、疑問に感じる記事があります。それで、つい・・・感情的になってしまいました。

Posted by: kyu3 | December 25, 2005 at 12:47 PM

kyu3さん、コメントありがとうございます。
そうですね、新聞記事というのは参考程度にとどめておいた方が無難ですね。
ひとつの事実も見る方向によって随分違ったものになることは往々にしてありますからね。
桃花台線に関しては、私のように感傷的になるより事実を受け止め最終的に住民に負担がかからない方向を模索したほうが賢明ですね。

Posted by: standy | December 26, 2005 at 08:52 AM

こんにちは。

「中日新聞」の「桃花台線」に関する記事について、blog で記事にしました。もし良かったら、見に来て下さい。

中日新聞の「桃花台線」に関する記事に、疑問?↓
http://toukadai.exblog.jp/3304008/

それから、「NIIKE NET」のニュース記事なんですが、「愛知県が、桃花台線の事実上廃止の方針を固めた」という内容が、掲載されていました。

愛知県、小牧市の新交通システム「桃花台線」の営業停止へ(NIKKEI NET)↓
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051231AT3K3000D30122005.html

Posted by: kyu3 | December 31, 2005 at 06:37 PM

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» 桃花台線廃止後の対策を、いち早く行なうべきだ [桃花台新聞]
「桃花台線(ピーチライナー)」の「存廃問題」に関する記事が、2つ程掲載されていました。一つ目は、「桃花台ニュータウン」の住民や桃花台線の関係者に対しておこなった、インタビュー記事。二つ目は、新たに発表された、小牧市 と 愛知県 の見解に関する記事です。 ・存続運動起きず 不便な桃花台線 住民あきらめムード(YOMIURI ONLINE) ・愛知県・小牧市 桃花台線存続の条件(YOMIURI ONLINE) まず一つ目の記事に関して。色々な立場の人の気持ちが載せられていて、とても良い記事... [Read More]

Tracked on December 20, 2005 at 10:36 PM

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