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January 11, 2006

男たちの大和

最寄りの映画館では、鑑賞の毎にポイントがもらえる。
6ポイントで上映中の映画を鑑賞することが出来るというシステムなのだ。
二人分のポイントが貯まったので、上映中の「男たちの大和/YAMATO」を見てきた。

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封切りされてしばらく経つ映画だが、館内は結構な人出で、上映を待つ人達の年齢分布も幅広くて、この映画の興行収入が順調に伸びていることを感じさせる。
なんでも1月8日現在、200万人の観客動員と25億円の興行収入を突破し、東映系の作品では「鉄道員(ぽっぽや)」「北の零年」を抜き、史上最速の記録を更新中らしい。

内容に関しては、戦艦大和を中心とし、戦争の悲惨さや、時代背景、乗務員とその周囲の人々の心模様などを描き出している。
特に戦闘シーンは、広島県呉市に製作したという実物大の戦艦大和のセットで撮影したことが知られている。
ちゃちなセットで撮影した物ではなく、質感溢れるセットでの撮影は迫力、情景共に文句はない。
その戦闘シーンを見て太平洋戦争当時の戦闘のアナログさに驚いた。
敵機確認は目視。艦砲、機銃の弾薬装填は完全手動、照準は概ね感覚による。
などなど、リアルさよりそちらの方に驚きを奪われてしまった。
戦艦大和が最後になるであろう出航を迎える時を中心とした、周囲の人々との心模様の描出場面では、館内からすすり泣きが聞こえてくる。
親子、夫婦、恋人たち・・・それぞれの別れの場面は、この映画の見せ場かも知れない。
観客がそれぞれ自分の環境に近い場面に共感を抱き、涙をにじませた事と思う。
エンドロールと共に流れる「♪Close your eyes〜」という長渕剛の唄う主題歌が終わるまで、席を立つ人がいなかったことでも感動を受けた人の多さを感じることが出来た。

と、ヨイショばかりでは「ごまめのはぎしり」らしくない。
確かにこの映画は、迫力があって感動的、そして戦争に対するメッセージ性も多分に含んでいる。
でも、その全てが驚きに値するかというかといえばそうではなく、中途半端な感じはぬぐえない。
いってみれば欲張りな映画なのだ。
それらのどこかに焦点を当てればもっとスゴイ映画が出来たかと思うが、実はそうじゃなくて欲張りな映画だからこそ、過去の実績を追い抜くような興行成績を上げることが出来たのだろう。
まあ、映画とはそういったもので、なにがしかの興奮、なにがしかの感動が見る人に与えられれば合格点なのだから、この映画はいい映画といってもいいんじゃないかな。


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Comments

「男たちの大和」お疲れ様でした。
朝、話題に登った渡哲也の配役は「伊藤整一」でした。
やはり山本五十六ではなかったということですね。
失礼致しました。
また「例のモノ」、ありがとうございました。

Posted by: 平針雄 | January 13, 2006 at 04:23 AM

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