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July 23, 2006

日本沈没

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日本SF界が爆発的に賑わったのは、いつだったのだろう。 25年くらい前だっただろうか。
その頃、星新一のショートショートや、筒井康隆のブラックユーモアあふれるSFとともに、私の書棚には小松左京の本が並んでいた。
その中でも、日本沈没は本格的なSF作品として、完成度の高い物語で、かなりの長編ながら、一気に読了した記憶がある。
その日本沈没が映画化されたのが刊行と同じ年。 それから33年が経過し再びリメイク版として上映されることになった。
途中で、TVドラマ化があったり、再映画化が計画されたりと、話題に欠かない同作品は、刊行当初から現在に至るまで色あせない内容であることを示している。 それどころか、最近の温暖化によると思われる地球規模の異常気象や、日本国内における地震の社会問題化などを勘案すると、刊行当時よりもさらにリアルな現実的問題としてズームアップされるのかも知れない。
さて、今回のリメイク版は、前回から30年以上が経過し、その間の映画技術向上(主にCG技術)を考えると、どのように描かれるのか非常に楽しみだった。
確かに、2006年における首都や主要都市の崩壊の様子などは生々しく、CGの威力を見せつけられたが、部分的に漫画チックなCG部分もあり、アメリカ映画のCG技術には未だ及ばないと感じた。
物語は、脚色された部分もあるが、ほぼ原作に忠実と言っていいと思う。
よく考えられたプロットの上に成り立ち、映画の内容が現実と感じてしまうリアルさを持っていると言っても良い。
「オレのスイス銀行の口座に、もう少し資金移動しなくちゃな」とか「日本を脱出するならハワイの別荘か・・・いや、あそこは火山があるし、なんと言っても島だからやめとこう・・・となれば南フランスの別荘だな」などと「ゲ・ン・ジ・ツ」を考えつつ鑑賞してしまった。
キャストの中では、柴咲コウ・・・好きだなぁ。 あの「メヂカラ(眼力)」の強さは何物にも代え難い。 シリアスな場面ではもちろん、微笑みのなかの「メヂカラ」ってのも、訴えるのもがあっていいですな。

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Comments

そ~ですか、柴咲コウですか。
さんま曰く、現場に入ってくるなり「あったま痛てぇ~」と2日酔いのまんま登場するそうです。酒飲みでがさつ。「まるで男やぁ~」がさんまの柴咲コウ評価。でも、そんな柴咲コウが女性の部分を見せたら、男はイチコロでしょう。

柴咲コウに対して草彅 剛だとちょっと弱くなかったですか?
私としてはもう少し年上、佐藤浩市クラスの人と組ませた方が、柴咲コウの魅力が引き出せると思うのですが。

Posted by: lefty_haru | July 23, 2006 at 07:56 PM

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