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March 08, 2009

定額給付金 ーなにか勘違いしてるようなー

定額給付金法案可決によって早々と支給が始まった自治体もあるけど、なんだかなぁ〜という感はぬぐえない。

いろんな経済研究所が経済効果に対する疑問を呈したり、本当に経済的援助が必要な人々に行き渡らないなどの問題点が指摘されたりしているし、総理大臣の「さもしい発言」の撤回や政治家の給付金を受け取る受け取らないの些細な事柄についていろいろ言われているけど、経済効果があろうがなかろうが、12000円(20000円)ものお金がもらえるのはうれしいし、政治家が受け取ろうが拒否しようがどちらでもかまわない。

TVでは、青森に住む給付第1号のオバーチャンが有り難がって、涙ながらに給付金を仏壇にそなえる場面が何度も何度も映し出されていた。その他にも、給付金で飲んだビールがうまいとか言っているオジイサンもいたっけ。感覚的にはわかるけど、あんなTV的な場面を映し出す必要はないんじゃないか。いかにも施しを受けているようで気分はあまりよろしくない。堂々と受け取ってお金は財布に、袋はゴミ箱に・・・これでいいんあじゃないか。まあ、TV的に面白くはないけどね。

そういう態度が好ましいという内には、よく言われている「元々は我々の税金」とか「国民一人あたりの借金が増えているだけ」というのもあるけれど、ワタクシ的に釈然としない理由がある。

それは、1999年大手金融機関の破綻などの時代を背景として景気対策のために恒久的減税として導入された定率減税の存在だ。所得税については税額の約20%、個人住民税では税額の約15%が控除される制度だった。(その後、経済情勢の改善等を理由に2006年には半分に縮小され、2007年以降については廃止された)
その定率減税にかわるものとして今回の定額給付金があるらしいけど、ちょっとおかしいんじゃない?と思う部分が多分にある。
そもそも恒久的減税として位置づけられた定率減税がいとも簡単に反故にされるのも、経済情勢の如何によって税率がかわるのなら、情勢が好転と判断した時点で半減されたのなら100年に一度と言われるこの経済情勢に対し30%以上の減税が行われたとしても何の疑問も浮かばない。
ところが、それが行われないのは定額給付金の支給という行為のアピール度が高いことと、定額給付金の方が低額で済むということが大きいような気がしてならない。
定率減税は確定申告をしないサラリーマンなどには、気がつかぬ部分ではあるけど、アリガタイ制度だった。
ガソリンの暫定税率など、文字通り期限が決められているにもかかわらず、平気で延長してごっそりと税金を吸い上げるくせに、こっそりと無くしてしまった定率減税を定額給付金にすり替える行為自体が気に喰わぬ。
だから、ワタシはゼッタイにジミントウに投票することはない。


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» 定額給付金の給付について(小牧市) [桃花台新聞]
先日国会で決定した定額給付金の給付に関するページが、小牧市公式サイトに作成されていました。 ・定額給付金の給付(小牧市役所)  ・定額給付金のチラシ(※PDF形式) 内容は、以下の通りです。給付対象: 基準日(2009年2月1日)において、 ・住民基本台帳に登録されている方 ・外国人登録原票に登録されている方(※不法滞在者および短期滞在者を除く) 給付受取り人: ・給付の対象となる方が属する世帯の世帯主。 (※外国籍の方については、給付の対象者本人。) 給付額: ... [Read More]

Tracked on March 09, 2009 at 03:32 AM

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