« 入浴玉 | Main | あずきバー 米国進出 »

March 02, 2009

七つの贈り物

Seven_2


「あなたなら受け取れますか?」
そんなキャッチコピーの映画を観に行ってきた。
主演はウィル・スミス。
ウィル・スミスの映画は、幸せのちから、アイ・アム・レジェンド、ハンコックと連続して観ているコトでもわかるように、好きな部類の俳優なのだ。
今回の映画は、ウィル・スミス自身の息子との共演で話題を呼んだ、幸せのちからで監督をつとめた ガブリエレ・ムッチーノと、再びのタッグを組んだ感動路線の内容だ。
内容と言えば、映画の80%は伏線がほとんどで、最後の15~20分にならないと、全ての線がつながらない。
作り手としては、最後の部分にエモーショナルなクライマックスを配した「終盤盛り上がり型」の感情曲線を意図したのだろうが、どっこい観る側のカンの鈍いオッサンは、伏線をつなげることにかなり忙しく、エンドロールが流れ出しても「七つの贈り物」は、何と何? なんて具合に、盛り上がる機会を逸してしまった。

とはいいつつ、キャッチコピーが示すように、人道的あるいは社会的な問題提起を投げかける映画であることは間違いない。
内容を書き出すと、かなりの部分まで突っ込まないとならず、ネタバレ度急上昇となってしまうので、あえて記さない。
しかし、この映画の評価は、好悪の分かれがはっきりしていることでもわかるように「自分ならどうする」的な感想が重きを示すだろう。
このような映画を観て、いつも感じるのは、洋の東西・・・つまり、宗教の存在。
特にアメリカ映画の根底にはキリスト教思想が流れていることを強く感じる。


それよりも、東洋の片隅の映画館で映画を観ていたオッサンにとって気になったのは、右側にすわるアベック(死語)だ。
映画が始まる前から「はい、あ〜ん」とかいって、オンナがポップコーンを男のクチに入れている。
「自分の喰うポップコーンくらい自分の手でつかめ!」とココロの中で叫ぶ。
すると、今度はコーラだ。
「はい」とかいって、ストローの刺さった紙コップを男のクチの前に持って行く。
「コーラくらい自分で飲め!」と再びココロの中で怒鳴る。
むかついたので、オレと右側にすわるオトコの間にある「肘掛け」を占拠してやった(喜)。

そんな些細なコトに立腹し、肘掛け奪取に満足するようなオッサンには、イエスキリストのようなオコナイは出来るはずもなかろう。

と言うわけで、今回の映画鑑賞は、感心はしたが感動には至らず。
感動に涙する隣に座るカミさんに平伏。


|

« 入浴玉 | Main | あずきバー 米国進出 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80725/44223006

Listed below are links to weblogs that reference 七つの贈り物:

« 入浴玉 | Main | あずきバー 米国進出 »