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July 01, 2011

爪のアカ、下さい。

先日、入院中である我が父親の病状説明と今後の方針を説明したいのでお越し下さい・・・と連絡があったのでカミさんと二人で名古屋市内の某病院に出向きました。
父は、齢80。そろそろ認知症も本格化か?という状態で、胃がんに罹患。手術を経て入院中の身なのですが、消化器をはじめとする内臓疾患系の予後は順調で、問題は数年前から発症している軽度のパーキンソン氏病と軽度の認知症といった状態です。

最近の病院はインフォームドコンセントが徹底されており、懇切丁寧であることは知っておりましたが、今回の面談は素晴らしかった。
カンファレンスルームに通されると、医師、看護師はもちろん、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、相談員の方々が顔を連ね、ひとりづつ自己紹介の上で自分の担当する範囲で父の病状を説明してくれました。それも事務的ではなく、とてもフレンドリーで、こちらの質問にも的確に答えて下さいます。
私が医療従事者で、カミさんが介護福祉職なので、質問はどうしても専門的になりますが、すべてに澱むことなく答えて下さり、とても感謝しております。

現在の医療制度上で、長期の入院が困難で、今後の父の身の置き方も問題なのですが、そう言った問題にも相談員の方は親身に話を聞いて下さり、あくまで患者、その家族の希望を叶えたいという姿勢が見えて好感が抱けました。

何よりもそういったスタッフがみな若いお嬢さん達だったことに驚きを禁じ得ませんでした。
専門的な知識は学校に行って学び、資格試験を通過することによって、それを有することは間違いのないものとされますが、患者およびその家族に対する態度は、専門的知識の保証するものではないからです。

私の、努める医療機関にも多くの若いスタッフが居ますが、患者、家族に感銘を与えるということは稀なのではないでしょうか。そんな若いスタッフの爪のアカ、煎じて飲まなければ・・・と痛感しました。
もちろん、最初に飲むのはワタシですね。

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