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July 07, 2013

2013J1第14節 名古屋グランパスvs清水エスパルス

昨日は豊田スタジアムで開催された清水エスパルス戦にカミさんと共に出かけた。
座席はテレビ放送のメインカメラ直上のペアシート。

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Jリーグはワールドカップ最終予選、コンフェデレーションカップによる長い中断からの再開初戦だ。グランパスはリーグ戦5連敗とさんざんな結果で中断を迎え、キャンプで鍛え直した(はずの)再起の試合。敗戦などもってのほか、引き分けすら許されない結果を求められる大事ない試合だ。

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この試合はJリーグ20周年を記念しオリジナル10(リーグ発足時から加盟している10チーム)との対戦するときだけ着用する黒のユニフォーム。ところがグランパスが記念の黒ユニを纏って試合をすると勝てない。特に昨年のチームの20周年を記念した試合ではガンバ大阪に大敗し、その後のチーム成績も急降下。
それを払拭するためにも勝ちが欲しい。

3

サポーターの弾幕も「再生」とか「革命」とか、とにかくやり直しを求めるモノばかりで、少なくともサポーターの意気込みは伝わってくる。あとは戦士達の意気込みを確認するだけとなって試合開始を迎えた。

試合は、いつものように開始直後はとてもいい。前へ前へという姿勢が見られ、攻撃の中心となるケネディーもコンディションが戻ったように見える。
そして前半8分には早くも玉田のスルーパスからケネディーへ。そのケネディーが一瞬ためると釣られて相手DFがケネディーに寄せる。その左サイドに空いたスペースに居た小川にパス。このパスの角度が絶妙で、相手DFから遠ざかる方向でGKに届きそうで届かない。小川は狙うように左足でゴール!

ところがその後、攻撃の手を緩めてしまう悪癖が出て、その中で珍しく楢崎が距離感を誤ったようなパンチングミスをしでかし、ゴールを決められ同点に追いつかれる。

その後の前半は覇気のないプレーが続き、淡々と時が流れる。グダグダの試合というヤツで、今までと何も変わっていない。得点までのプレーをどこに忘れたのか。

しかし、ハーフタイムに何があったのか?後半が開始されると選手達の声はおおきくなり指示の声が至るところから聞こえる。「勝つんだ!」という気持ちが前面に押し出されたピッチから熱気が伝わりスタンドも加熱。やっぱり気持ちというのは伝わるものだ。その気持ちはゲームの内容にも影響を与え、セカンドボールが拾えるようになり、ゲームは完全にグランパスが支配。後半の10分から20分あたりの怒濤とも言える攻撃の間に得点が欲しかったが、こうなると敗戦という言葉は浮かんでこない。
引き分けでも由としなければ・・・というリーグ戦ではあるが、選手達からは勝利を求めるオーラが伝わってくる。勝たしてやりたいと応援にも力がこもる。

ロスタイム直前、阿部のアーリークロスに反応したケネディーの左足数センチ先をボールが行きすぎたと思った矢先、ゴールへの気迫が途切れないケネディーの右足がボールをかすめる。そのボールは前線に配された闘莉王の眼前へ転がる。闘莉王がシュートの体制に入るがDFと交錯しボールは小川の前に。小川が利き足とは反対の左足を振り抜くとゴールに突き刺さった。
このボールの流れは引き分け狙いの気持ちでは絶対生まれないものだと思う。そのくらい気持ちの伝わる良い試合(中だるみはしたけど)を久々に見せてもらった。


4

3分のロスタイムを終え、勝利を手にした瞬間の選手達の喜びようも「勝ちたい!」という気持ちがいかに大きかったかを示してくれた。あの感情を滅多に表に出さない楢崎さえも、小川に飛びつき喜びを爆発させている。
ラーララララ、ラーララララーという勝利の歌を口ずさむのもいつ以来なのだろうか。
試合というのは相手もあることなので、毎回勝利という訳にはいかないだろうが、毎回気持ちを前面に出し勝利を求めるプレーをしてもらいたいね。そうすればサポーターも惜しみなく応援するだろう。

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