2012/03/01

2014 FIFA WORLD CUP アジア三次予選 対ウズベキスタン

スタジアムに来場した誰もが楽勝を信じて疑わなかった試合。
その試合に敗れたという落胆を引きずっての帰宅となってしまったが、昨年の名古屋グランパス最終戦以来久し振りのサッカー観戦を楽しんできた。

Dsc03377

試合前、盛り上がるゴール裏サポーター

ワールドカップ三次予選の通過が決定している国同士の戦いは、負けなければ日本の一位通過が決定する。海外組を招集した日本に対し、チーム編成をがらりと変えたウズベキスタンの戦力低下が伝えられたりして、ゲームに対しての関心は勝利の行方より、プレミアリーグ・ボルトンに所属する宮市亮が出場するか否かに寄せられていた。そしてその期待の大きさは試合前の選手紹介で「背番号11、宮市亮」とアナウンスされた時のドヨメキと拍手に表れており、誰もが宮市亮の出場を確信した・・・試合が始まるまでは。

Dsc03373

ウォーミングアップ中の宮市亮

試合前のウォーミングアップはチームをメインスタンド側とバックスタンド側に分けて行われていた。カメラのズーム機能を駆使して選手の顔ぶれを確認すると、長谷部や遠藤といった主力に混じって地元名古屋グランパスの藤本淳吾も先日のアイスランド戦からの好調を持続しているようだ。タイトなスケジュールでコンディション不良と伝えられる海外組が目を見張るような活躍を数少ない国内組としてアピールして欲しいと願う。

Dsc03368

スターティングメンバーのウォーミングアップ

試合が始まると大方の予想を裏切る流れで、ピッチを縦横無尽に走り回るのはウズベキスタンの選手達。結果的に言えばザッケローニのミスと言えるかも知れないが、とにかく先発の選手達の動きに連携がなさ過ぎる。ハーフナー・マイクなどはピッチに突き刺さる棒だ。動いて相手のマークを外すというような動きもないし、ポストプレーもできない(させてもらえない)状態がほとんどで、これではゲームを組み立てる中盤もボールの出し処に苦慮するはずだ。本来なら最終ラインで回していたボールが中盤に渡り、中盤から動きの見られたサイドなり前線に対し縦方向のボールが供給されたときこそ攻撃の始まりとなる訳だが、少なくとも前線の動きが極度に少ない。終盤に投入された李忠成の前線での動きが素晴らしかっただけに、もっと早い時間もしくは試合の頭から見たかった。
そしてそれに輪をかけたのが司令塔・遠藤の動きの悪さ。いつもなら広い視野で味方の動きを察知し、ピンポイントで攻撃の起点となるボールを供給するのだが、昨夜の遠藤は別人。何度も左サイドを駆け上がりフリーの状況をつくる長友にボールが出ない。

Dsc03449

ボールの出しどころを指し示し左サイドを駆け上がる長友

スタジアムに観戦に訪れた多くのファンは、前半2-0くらいでリードして、あわよくば後半早々に追加点を得、余裕が出てきた後半のなかほどに宮市亮の出場・・・というような絵を描いていたと思うがとてもそんな余裕はない。それどころか後半開始まもなくに先制点を献上してしまった。その場面も前掛かりになって多くの選手が敵陣近くに残ったところをあっという間に攻め込まれるという好調時の日本代表には見られないパターン。代表の得点パターンであるフリーキックも多くなく見所が少ない試合となってしまった。


Dsc03432

数少なかったFKの場面

ワールドカップに向けては最終予選を残すだけとなった。昨夜の敗戦でグループリーグ二位となり最終予選は各グループリーグ一位のチームとの対戦。いきなり厳しい試合がくり広がられることとなってしまったが、いずれは倒さねばならない相手なので、この試合を教訓に戦いに望んでほしい。
昨夜の試合と同じ事を繰り返せば完膚無きまでにやられてしまうのは火を見るよりも明らかだ。


| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/12/22

フットサル見てきました  

twitterで地元小牧のニュースの中に、パークアリーナ小牧でフットサルのリーグ戦が開催されるという告知がドンドン混じってきたのは12月初旬だったか。
フットサルのリーグ、F.LEAGUEについてそれほど詳しくはないけど、名古屋にはオーシャンズというとてつもなく強いチームがあって、リーグが結成されてから三連覇、そして今年は四連覇を目指していることや世界的な選手であるリカルジーニョが在籍しているくらいは知っている。
その名古屋オーシャンズがリーグの草創期にパークアリーナ小牧をフランチャイズにしていたことも・・・。
そのチームが小牧に凱旋ということなら、観に行かなければなるまい、と早速チケットを購入した。

Dsc01554

F.LEAGUEには、セントラル開催という方式があるらしく、全てのチームが一堂に会し二日間に分けてリーグ戦を行う"F.JEAGUE 2010 powered by ウイダーinゼリー [第19節]"が小牧で開催された。
オレのように、にわかフットサル見物人と違って、F.LEAGUEが大好きという人たちにとっては何とも魅力的な開催方式だ。

Dsc01555

会場のパークアリーナ小牧には何度か足を運んだことがあるけれども、ココでフットサルを見るのは始めて。どうせなら近くで見たいと思いアリーナ席を購入したが、前売りのチケットは完売で人気の程を伺わせる。
そしてアリーナ席という間近から見るゲームはスピード感あふれとてもカメラで追うことが出来ない。


Parina

フットサルが20分ハーフだと言うことは知っていて「短いな」と思ったけど、ゲームを見ていればそれが短くも何ともないことがよく判る。全員で攻撃して全員で守ると言ったらいいのだろうか、とにかく歩いたり立ち止まったりする隙がない。

Dsc01600_2

お目当てのひとつは、リカルジーニョを見ること。練習からボールを自由自在に扱うところを目と鼻の先で見ることが出来て、感嘆のため息ばかり。

Dsc01648

まるで身体のいたるところにボールを吸い寄せる磁石みたいなもんがくっついているんじゃないかと思うように、ピタリピタリとボールが吸い付く。

Dsc01654

ただ、後日の新聞記事で知ったんだけど、この日は風邪気味で本調子ではなかったらしい。それに試合開始前に妙に靴を気にしていた。

Dsc01690

フットサルは前後半それぞれファールを犯すとフリーキックが与えられるが、ファールの数が5個を超えると6個目からはフリーキックに対して壁を作ることができない。相手のデウソン神戸は名古屋オーシャンズの攻撃に早々に5ファールを犯し、ゴール前で畠山ブルノタカシのFKを受けるハメになる。ところが畠山ブルノタカシが全力で蹴ったボールを相手GKははじき出してしまう。
フットサルを見ていて気がついたことのひとつにGKの超人的とも言える反応がある。サッカーのGKというよりハンドボールのGKみたいな感じで、至近距離から放たれたボールをはじき出す能力はスゴイ。思わず「怖くないんか!」とつぶやいてしまう。

Dsc01700

そして飛び出したのが、リカルジーニョの超ウルトラスーパーテクニック。敵GKにシュートを打つと見せかけ、GKが間合いを詰めたところでヒールキックによるループシュート。ボールは緩やかな弧を描きながらゴールに向かい誰もが得点を信じ、ゴール内でバウンドするボールを見届けるはずが、その直前に相手選手にクリアされた。シュートを打つ方も凄かったが防ぐ方もサスガと言わざるを得ない。

Dsc01780

この日リカルジーニョはロングディスタンスからのシュートや写真にあるような振り向きざまのシュートなど多彩な攻撃を見せてくれたが、残念ながら得点は出来なかった。だけど3試合連続のハットトリックをするなど攻撃の核であることは疑いようのないプレーを見せてくれた。
試合は怪我からの復帰初戦の木暮 賢一郎と北原 亘のゴールで名古屋オーシャンズが2-0で勝利。
また機会があればアリーナに足を運んで観戦したいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/03/04

アジアカップ最終予選 日本vs. バーレーン

P3030004

アジアカップ最終予選の日本対バーレーン戦を見てきた。
両チームともに、本戦への出場が確定した後のタタカイなので、上を目指すためのガチンコ勝負とはならない。
その証拠に、バーレーンは海外組の召集なしで、乗り込んできている。
ただ、日本代表はそうも言っておられず、ここ最近の調子が思わしくない。
東アジアカップでは、中国・韓国に苦杯を舐めさせられ、3位。(ワールドカップでベスト4を目指している国の下位には香港しかいない)
監督の更迭論も湧き出してきており、結果を示さねばならないワールドカップの前哨戦という位置づけが、日本代表の海外組召集と言う事態に進んだともいえる。

さて、試合開始2時間前に豊田スタジアムに到着したが、日本代表という立場を甘く見ていたと言うほかなく、ホームのゴール裏はすでに満席だ。
そこで、ぐるりと回りこんでアウェーのゴール裏に行ってみた。
こちらもほぼ満席状態で、どうにか席を確保できた。
う~む、グランパスのホームゲームとは違うなぁ。
グランパスもこんなにたくさんのサポーターに囲まれて試合をさせてあげたいものだ・・・などという思いにふけっているうちにキックオフのホイッスルが鳴り響く。

試合はいつものように、チマチマした横パスの交換をしながら、ジワジワと攻めあがり、精度の低いクロスを跳ね返されると言う代表パターンで進む。
ところが今回は、その代表パターンを維持することすらできないほど、パスの精度が低いのだ。
豊田スタジアムはゲームが見やすい。
オレが座った位置からは、左右の展開がとても把握しやすい。
チマチマしたパス交換も、大きなサイドチェンジも見ることができたが、狙った場所にパスが出せていないという印象を受ける場面が多かった。
トラップがうまくないのは承知しているけど、パスがあれほど下手では、岡ちゃんの目指す横パスサッカーすら維持できないじゃないか。

あと気になったのは、スペインで使い物にならなかったあのオトコ。
自分がボールを持ったとき、中央にいる本田や左サイドにいる松井が「ココにくれ!」と指し示しているのに、ゴール前にクロスを入れ相手に奪われる・・・なんてことが、何度もあった。
邪推ではあろうが、自分がアシストという形でゴールが決まらないと気がすまないのでは・・・と、思わざるを得ない。
本田や松井にボールを渡して、ドリブルで切り込み、パス>ゴーーール!という流れが気に入らないのかと勘ぐってしまうほど、本田へのパスが少ないのは、恣意的でしかないと思うし、そうでなければ視野が狭すぎる。
もともと好みの選手ではないけど、今回の観戦でさらに「視野が狭くて、ココロも小さい、フリーキックだけの奴」にランク付けされた。

そんな中で、やはり本田はアグレッシブに見えた。
もっとも、消極的なパスサッカーの中に本田を入れれば目立つのは当たり前で、本田がボールを持つだけで場内が沸くのも当たり前。
ところが、なかなか噛み合わないのも当たり前といえば当たり前か。
結局本田は、自身で持ち込んでシュートを放つという手段しか残されていないのかと思っていたら、スペイン帰りが引っ込んでから、内田のクロスにダイビングヘッドで反応してゴール。
試合前のアンケートに、今日の得点者に本田圭佑を書き込んだオレとしては、溜飲が下がった。

まだまだ書きたいことは多いけど、特に選手交代についてヒトコト言わしてもらいたい。
残り3分で、玉田に何して欲しいのか説明してくれ、岡田よ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/06/09

日本代表に必要なモノ(コト)

11729800000000

先日のワールドカップ・アジア最終予選のウズベキスタン戦を見ながら、審判の中立性にも腹を立てていたが、それより強く思ったことがある。
それは、ファールの感覚だ。
先日見たバルセロナ対マンチェスター・ユナイテッドのUEFAチャンピオンズリーグの世界最高峰と言っても良い試合と比べたとき。アジアの審判は笛を吹きすぎる。
ちょっとした接触プレーでもファールを取り、「審判の権威」を見せびらかすごとく試合を中断させていることが多い気がする。 これはワールドカップの予選だろうが、Jリーグだろうが同じで、とにかくアジアの地域で行われるサッカーの試合全般に言えることだ。
これに比べると、世界基準と言われるヨーロッパや南米の試合では、ファールによる試合の停滞はかなり少なく、見ていてもリズム感がある。
これはどこに原因があるかと考えると、ヨーロッパや南米では、そもそもサッカーとは肉弾戦の要素が多大な割合を占めており、故意に犯した危険な行為に対してファールが与えられるという前提があるためだと考えられる。
しょうもない接触プレーに対していちいちファールを出している場面など見たことがない。
おのずと選手達も、それが基準となりある程度の激しさのボディーコンタクトは当たり前となる。

ここで、日本代表の話に戻る。
もちろん、わが日本代表はアジア地域で試合することが最も多く、それが選手達の身にしみた基準となっている。 その日本代表が狙うは「ワールドカップに出場してベスト4」らしいが、アジアの基準が身に染みた選手達が世界基準のワールドカップの中で、ベスト4というのは、イササカ無理があるのではないのか。
実のところ決勝トーナメントに進めるかどうかもアヤシイ。
決勝トーナメントに出られれば◎。 予選リーグで1勝出来れば○といったところではないのか。
組み合わせ(運)次第であるが、2分け1敗や1分け2敗が無難な予想だったりする。
もちろん3連敗だってあり得る(決勝トーナメントに出られるより高確率かもしれない)。

その目標を達成するには、何が必要かという話が本題である。
2006年のドイツワールドカップの直前、群がる報道陣を前に中田英寿が言ったコトバが本質を得ているかも知れない。
「システムなんか関係ない、1対1で負けなければいい」
要は、肉弾戦に勝利しろってことだ。
今回のワールドカップ予選の際に、中村俊輔の語った話も同義かも知れない。
2001年3月フランス代表と試合をして5-0と惨敗した試合を例に出し
「ホントに強いチームと試合をして、その惨敗から何かを掴まなければならない」

世界のサッカーを身をもって経験したこの二人の言葉は重いと思う。
要は、世界基準を知らなければならないということだ。

それが、アジアの、それもFIFAランク下位のチーム相手にあの苦戦。
いくらアウェーで、おかしな判定があったとしても、ワールドカップでベスト4を狙うチームなら味方ゴールキーパーに仕事をさせないような試合が出来なければならない。

そこで、必要になってくるのが、アウェー(これが重要)で、世界のトップクラスと試合をするということ。 本気で相手にしてもらえるとは思えないが、キリンカップなどというお遊びの試合よりナンボが身になるだろう。
キリンカップなどという大会は、招待された外国チームのための大会だ。
外国チームが、若手にアウェーの経験を積ませるためには格好の舞台ではないか。
そこで、優勝したとか何連覇とか、ちゃんちゃらおかしい。
下手をすると、若手が「オレ達は強いノダ」と勘違いする危険性すら含んでいる。

とにかく世界に出て、本当の肉弾戦、本当のアウェーを経験し、それを何度も積み重ねることで、ワールドカップでベスト4などという目標を口にできるのだ。
現在それを口にする監督も選手も、自身を鼓舞するために言っているのだろうが、恥ずかしくないんだろうか・・・と、真剣に思う。

もちろん、それらの経験も年に何回といったような、随時なものでなく、その中に身を置くという形態の方が望ましいことは言うまでもない。
したがって、今、臆面もなく口にしているベスト4が真実味をおびるのは、スターティングメンバー11人が、俗に言う「海外組」になったときなんじゃないだろうか。

まあ、これはオッサンの「ごまめのはぎしり」的発言で、無責任なるが故に書き殴ることの出来る内容だ。
現実を直視しようではないか。
がんばれ、日本代表。
応援しているゾ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009/06/07

アウェーの洗礼

189885_c450
日本代表がサッカーワールドカップ、南アフリカ大会への出場を世界で一番最初に決めた。
対ウズベキスタン戦をテレビで観戦したが、日本代表は序盤の攻勢の中で、岡崎の粘り勝ちとも言えるダイビングヘッドにより先制。
ココまでは、見ていても気持ちよかったが、それから先がイケナイ。
何がイケナイかって、あのシリア人の主審。
あの主審の判定によって、思い切ったプレーが封印されてしまったことは否めない。
わずかな接触プレーでファールを取られ、何でもないファールでイエローカードだ。
それが、両チームに公平に与えられるモノならば何も言わない。
しかし、明らかにウズベキスタンよりの判定だったことは誰の目にも明らかだ。

選手達は、入場の際にフェアープレーフラッグの先導によりフェアープレーを求められている。
だけど、一番フェアーでなくてはイケナイのは判定じゃないのか。
サッカーに限らずスポーツでは、ホームタウンデジジョンというものが存在することは周知の通りだ。それをアウェーの洗礼といって「しかたない」で済ませる論調は確かにある。
しかし、昨夜の試合は明らかにそれを逸脱していた。
長谷部の一発レッドカードも岡田監督の退席も通常では考えられない。
サッカーではマリーシアといって、審判を欺く「ずる賢さ」も技術の内とされる。
あくまで、マリーシアは「ずる賢さ」であって「ずるさ」ではない。
昨夜の試合では、アンフェアーな判定によりウズベキスタンというチームが、とても「ずるい」チームに見えた。
ちょっとしたファールでわざと転倒し、シミュレーションを取られるようなプレーでも主審がファールを取ってくれるので、わざと転んでいるような場面が多々見られた。

前々回の日韓共催のワールドカップで、韓国チームと戦ったイタリアやポルトガルなどの強豪国がアンフェアーな判定で負けたことを思わず思い出す。
非常に不愉快で、同じアジアの国として恥ずかしさを感じた。
そんなことをしていると、いつまで経ってもアジアのサッカーに成長はないだろう。

最大限譲って、ウズベキスタンというチームがそういうチームだったとしても、シリア人の審判がそういう審判だったとしても、それを許さない風潮や、システムがなければイケナイと思う。
だけど、ネットや新聞などでも、アンフェアな判定に異を唱える言動が少なくはないか。
もっと声に出して、フェアーな判定を求めるべきではないのか。
試合の録画を公平な機関で検証して、審判の資質の向上に努めなければ、アジアのサッカーは世界の中で取り残されるような気がしてならない。

試合に勝ったからいいとかという問題ではないし、アウェーの洗礼とはこんなものだという達観でもいけないと思う。
多少のホームタウンデジジョンを認めながらも、フェアーという範疇で判定を下して欲しいものだ。

あなたと一緒に並んで走っている車が、50kmオーバーで走ってもとがめを受けないが、あなたが5kmオーバーで走って反則金と減点を受ければおかしいと思うのと一緒のことだ。

今回はかなりむかついたので、文章が乱れているなぁ〜。
とりあえず、代表はよくやったと思う。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/09/07

W杯 アジア予選 対バーレーン戦

オレは、スポーツ観戦好きのただのオッサンだ。
中でも、サッカー日本代表の試合を見るのはコーフン度が高い。
しかし、海外での試合は放映時間が夜中や明け方だったりして、次の日が休みじゃないと、ライブ観戦がきつい年頃になってしまった。
そこで、今回のW杯アジア予選の対バーレーン戦は、故障続きで新品交換がかなったレコーダーに託すことにして、12時ころ就寝。
ところが、午前3時になると体が勝手に起き出してしまうじゃないか!
もうこうなったら次の日の仕事など関係ねぇ、とばかりに顔を洗って観戦モードに突入だ。

立ち上がりは、日本が持ち味のショートパスをつないで、ゲームを支配する。
この時点では、バーレーンなんて敵じゃねぇな・・・とつぶやきが出るほど日本ペースだ。
小気味いいパスをつなぎながらバーレーンのペナルティーエリアに近づくと案の定いい場所でファールをいただく。
このFKは、芸術的だったな。
ミエミエのフェイクで遠藤が蹴るまねをし、それをやり過ごした相手のディフェンスラインが「ふっ」と気を抜いた瞬間のコンマ何秒の隙を狙い俊輔が矢のようなキック。
俊輔といえば、大きく曲がり落ちるキックを想像しがちだけど、裏をかいた素晴らしいFKでまず1点。
そして前半終了間際に、今度はペナルティーエリア内でファールをもらう、PKだ!
岡田監督から「ヤット!ヤット!」とフィールドに声がかかる。
そうだ、オレの大好きな「コロコロPK」だ!

Wcup

PK職人、遠藤の「コロコロPK」が、特に外国チームに決まると胸のすく思いがするのはオレ一人じゃないだろうな、タブン。
あの、人を小馬鹿にしたようなPKを決められると、少なからずGKはショックを受けるらしい。
そんな優位な状態で、前半終了。
後半も持ち味のパスをつなぐサッカーで、乗り切ってほしいものだと、こちらも小休止に入る。

後半は前半と違って、バーレーンが攻め込む場面が多くなってきた。
バーレーンの目的意識もないようなロングボールに付き合って負けた前回の戦いから、得たものを生かして何とか乗り切ってほしいものだ。
だけど、やはり相手のロングボールにこちらもロングボールで対抗する悪循環に嵌りだしているようだ、気になる。
ところが、後半も半ばにさしかかったころ、バーレーン選手に2枚目のイエローカードで退場。
これで、ゲームをあきらめやすい中東の体質がでてくれればと思うが、今回のバーレーンは粘っこい。
さらに、後半40分に、途中出場の憲剛が、「あれれ、入っちゃたよぉ」というようなミドルシュートを決めた。
これで3対0だ。
もう決まったと思ったその直後、パスをつなぐというバーレーンらしくないスタイルに戦術を変えてきた相手のクロスに誰も反応できず、得点を与えてしまう。
確かに、高温多湿のフィールドで90分近く動き回った選手たちの反応は鈍くなっていたが、あのクロスはふせげるだろ、ちょんと足を出すだけでいいんだぞ・・・オマエに言ってんだよ、途中出場で消耗してない今野!
その直後にも、闘莉王のヘディングのバックパスが、ゴールへ。
途中からDFとGKの連携がアヤシかったというTVのコメントがあったが、やらずもがなの1点を献上してしまった。
これから先の長い予選で、この失点が致命傷にならなければいいのだが・・・。

でも、全体的に選手はそれぞれの役割を果たして頑張っていたと思う。
このスタイルを貫けばW杯出場も叶う・・・と思いたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/06/26

必死とか真剣とか

20060626_1487_450
たった今、ワールドカップ・決勝トーナメントのポルトガルvsオランダ戦が終わった。
結果は1:0でポルトガルの勝ちだったが、試合内容がすごかった。 両チーム共に退場者を2名出し、最終的には9人対9人という野球と同じフィールドプレーヤーで戦った。
もちろん、審判のゲームコントロールにも問題があったのかも知れないが、主審一人がコントロールできるようなゲームではなかったと思う。 ホントの真剣なのだ。 真剣にプレーするからこそのファールというものがあると思う。
両チームとも「勝ちたい」という必死さがビンビン伝わってきた。
技術的にも戦術的にも洗練されたチーム同士の戦いで、真剣さが加わるのだから、見ている方が完全に引き込まれてしまい、時間の経過もあっという間。 特に後半は6分のロスタイムも含めとても短く感じた。
ゲーム後、敗れたオランダチームの選手達は皆、ピッチに倒れ込み、全員が「中田(英)状態」。
先日の日本代表の敗戦後はスゴスゴと引き上げあっさりしたもの。 
これが「気」って言うヤツなんだろうな・・・と感じる一戦だった。 
これでベスト8も半分が揃った。 残りのゲームも必死の真剣勝負がたくさん見られそう。
これからが本物のワールドカップ。 「気」を入れて観戦しよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/06/23

日本中が睡眠不足

Tky200606230369
とうとう2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会における日本代表のラストマッチの日がやってきた。
心のどこか奥深い片隅では「ひょっとして・・・」という期待もなくは無かったが、それは期待というより「夢」といったほうが良いかもしれない。 試合が始まりピッチの上をボールが動く。 「モノがちがうワ・・・」それがファーストインプレッション。 パスの精度、トラップの正確さといった基本動作から、ドリブルで切れ込む鋭さといった個人の能力、意外とも思えるパスに走りこむイマジネーションの共有。 全てが日本代表を圧倒するセレソン達。
それでも前半は川口の好セーブもありロスタイムに。 ここでいつもの日本代表が顔をもたげた。 フリーのロナウドに頭で合わせられ同点になる。 日本代表の同点は動転にイコールだけに、ロスタイム中でまだ救われたと思ったが、動転は後半まで持ち越された。
前半に玉田が左足で蹴りこんだ時には、今回のワールドカップでの「初得点」(オーストラリア戦は得点と呼べるものではない。あえて言えば、オーストラリアの失点もしくは審判の誤審)に、もうこれで満足・・・と、思ったりもしたが、ここまできたら勝ちたいという意識も芽生える。
それは後半のプレーで「甘美な思い」であったことを思い知らされた。
ここに来てまで選手個々のことを書き連ねる気は無いが、中田(英)の無念さはプレー後ピッチに仰向けに寝たまま顔を覆い隠す様子から確実に伝わってきた。 案外、中田(英)の気持ちが一番分かるのはジーコかも知れないなと思った。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006/06/13

何も語るまい・・・

Kachinotame

昨夜は、待ちに待った 2006FIFA World Cup における、我が日本代表の初戦。
勝利を信じて、開始時間には、リビングのTV前ソファーに陣取る。
それまでには、入浴も済ませ身を清めた。
そして、ソファー前のテーブルには給水用の氷水と亀田製菓の「勝ちの種」を用意した。
ゲームが開始され、ハラハラドキドキ、ワクワクヤッタァ〜!と時間が進む。
その後の結果については、何も語りたくはない。
選手交代の人選やら時期やら、ゲームプランやら、選手の士気やら、決定機の弱さやら、川口のボケの飛び出しや言いたいことは「いっぱぁ〜い」あるが、何も語らないっていうか、語りたくない。
選手は選手で頑張ったんだろうし、監督もよかれと思った采配をふるったに違いない。
その結果があれなら、導き出される事実は「ワガ代表はカナリ弱い」というコト。
まあ、そうならそうで目標をワールドカップ出場という、分相応なレベルに下げればことが済むわけだ。
それをマスコミやら何やらがあおり立てるのもだから、夢を見てしまったではないか。
このオジサンもトリノオリンピックでマスコミの不必要な「日本はメダル○個」などという煽り立てから「ひょっとしたら日本って強いの?」と洗脳され、それが間違っていたという教訓を全く生かし切れていない。
ワガ代表は、ワールドカップ出場で優勝したような喜び方をしても良いレベルだったのね。
もし、これで万が一勝利でも収めようものなら、その日を「国民の祝日」にしても良いレベルだったのね。
まあ、オジサンは亀田製菓の「勝ちの種」105円ナリの投資で済んだだけだから良かったケド、レプリカユニフォームなぞ購入し、独逸まで出かけた、おにいさん、おねいさんの落胆の度合いは計り知れないんだろうな。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006/03/19

よっしゃ~!

20060319

万歳ポーズの写真が続きますが、今回もWBCネタ。
わが日本代表は韓国代表を6-0という大差で撃破。 うっぷんを晴らしてくれた。
試合開始から中盤までは見ごたえのある投手戦。 日本の先発上原は序盤から中盤に向けてだんだんと気合が入っていくのがわかる。 この上原からはそうたやすく得点は出来ないハズ。 となると問題は打線と言うことになる。 前回のエントリーで「四番の責任」を果たすことを期待した松中が日本チームに気合を注入してくれた。
7回の表の先頭打者として打席に立った松中は、右翼線を破る当たりを放つ。 そして二塁には頭から滑り込み、セーフの判定を聞いた瞬間、左こぶしを二塁ベースにたたきつけた。
「どうだ! 見たか!」
そんな松中の叫びが聞こえそうなパフォーマンスに、日本代表は目覚めたような気がする。
先制のツーランを打った福留も、左打席から一塁に向かう時、ガッツポーズとともに咆哮をくりかえす。
福留がベースを一周してホームに戻ると、日本ベンチ前はお祭騒ぎだ。
もともと韓国チームに実力で劣るとは思えない日本が精神的に解き放たれれば、このスコアすら納得できる。
マルチヒット&マルチスチールのイチロー、ファインプレー&ダメ押しホームランの多村など、皆の活躍で掴んだ勝利であることは間違いないが、今日は気迫をチームに注入した松中にパチパチと賞賛を送りたい。 

| | コメント (0) | トラックバック (1)