町内会旅行
今春から町内会の組長というお役を仰せつかっている。
日頃の広報や市の出版物の配布などの業務の他、それぞれの組長は町内会の何らかの「役」を務めることになっている。
春になると、組長が集まりその「役」を決めるのだけれど、いつの頃からか「くじ引き」という、至って公平なシステムにより決定されるようになってきた。
我が家は、夫婦とも不規則な勤務であるうえ、町内会の行事が多い日曜日が仕事ということがほとんどなので、責任ある「役」につくと周りの方々にかなりの迷惑をかけることになってしまうので、できれば「閑職」に・・・と思ってカミさんを派遣した。
結果、文体委員という文化体育系の行事に関する委員に決まった。
この委員は、町内会の主催する運動会とバス旅行を取り仕切ることがほとんど全てといって良いくらいの我が家向きの「役」。
それでも、定期の町内会以外の参加はスケジュール調整が難しい部分がある。
シルバータウン化しつつあるニュータウンは、定年退職された方々も多く、比較的時間に余裕があり、そんな人たちに助けられての組長業務となった。
案の定、日曜開催の運動会はなんとかカミさんの勤務表をやりくりしてもらって、カミさんだけ参加。
といっても走ったり転んだりするわけではなく、裏方としての参加だが。
バス旅行は土曜日と言うことで、夫婦ともどもの参加となったが、事前のコース設定からバス会社との折衝、参加者のとりまとめやお菓子の準備など、他の委員の方にお世話になりっぱなしで、一町人としての参加になってしまった。
今年の旅行は、旧中山道の妻籠宿を散策し、清内路峠を経由し飯田の伊那谷道中というアミューズメントに向かうというコース。

妻籠宿では、民芸品っぽい土産物屋をのぞいて回り、カミさんは職場で「あつらえ」と呼んでいるらしいインテリア雑貨を購入していた。

伊那谷道中で昼食をとったあと、のんびり散策をしていると、なにやらにぎやかな音曲と人の声。
近づくと「炎の大道芸」という大道芸をやっていたので足を止める。
スピニングマスターズという兄弟の大道芸人らしく息はぴったり(?)で、技も確か。
でもそれより話術というか、独り言というか、語りが面白い。
特に芸が終わってから、周りの客に「おひねり」を恥ずかしげに請求する場面では、爆笑の渦が巻き起こった。

帰りのバスでは、日頃見ることのない「ちびまる子ちゃん」のビデオに見入ってしまうなど、非日常のバス旅行は、ほぼ予定通りに自宅に到着することで終わったが、夫婦とも「来年も参加してもいいかも?」と、初めての町内会旅行に満悦。






